
調布市
富士見町
於大の方ゆかりの寺 光岳寺
創 建:正保元年(1645年)
開 基:傳通院中興第四世 叡譽上人聞悦大和尚
開 山:業蓮社成譽上人龍公廓呑大和尚
中 興:当寺第二世 成蓮社辨譽上人西向観了大和尚
徳川家康公の生母である於大の方(戒名:傳通院殿蓉譽光岳智香大禅定尼)は、戦乱中に京都伏見城にて他界し、信州小諸に仮埋葬されましたが、家康公が江戸に入国したのち、亡骸は江戸・小石川に移され、荼毘に付されました。その地を佐野淡路守が寄進し、於大の方の法名から、光岳寺と智香寺が建立されました。当寺は徳川家の家紋である三葉葵の使用を許された旗本寺として人々の教化にあたりました。
昭和九年、教育大学の敷地拡張などにより、旧地小石川竹早町から、当時の調布町飛田給(現在の味の素スタジアム)に移転しましたが、同一九年、調布飛行場建設のため、ふたたび現在の地へ移転することとなりました。当時調布町北裏一帯は農地でさえぎるものもなく、飛田給から現地まで堂宇をそのまま引っ張って移すことができました。現在の本堂は、移転当時のままのものです。
境内の仏像・石碑
・本尊 阿弥陀三尊像(伝 恵心僧都源信 作)
・正観世音菩薩像(伝 聖徳太子一刀三礼の作。江戸山之手三十三観音霊場・第五番札所。常盤御前守り本尊)
・踊躍地蔵菩薩像(江戸山之手四十八地蔵・第二十四番札所)
・一口(いもあらい)稲荷(別名太田道灌稲荷、太田道灌公信仰の稲荷)
・於大の方 位牌及び供養塔
・俳人 大島蓼太 句碑(寝覚塚)
・小川泰山墓
施設案内
・本堂

昭和9年建立 の土蔵造りの本堂です。恵心僧都源信作と伝わる本尊阿弥陀如来、聖徳太子作と伝わる聖観世音菩薩が鎮座いたします。
各御家庭のご事情に合わせ、本堂の仕様を変更
いたしますので、車いすでの参拝等も可能です。
その他、ご不安ごと等ございましたら、お気軽にご相談ください。

・客殿(控室)

24名様まで椅子席でご利用いただけます。
お座敷席と併用の場合、最大40名様までご利用可能です。
法要後、会食会場としてもご利用いただけます。
・墓所

光岳寺では新規墓所のご案内をしております。
詳しくは「光岳寺墓所」のページをご覧ください。